プラセンタとエストロゲンの関係性

“プラセンタ”と“エストロゲン”、知っている人は多いと思います。

プラセンタは美肌や健康効果があることで有名ですよね。
サプリや化粧品として販売されています。

エストロゲンは女性ホルモンの一種。
女性らしさをアップさせてくれることから、「美のホルモン」とも呼ばれています。

実はこの２つには深い関係があるのです。
ここではそんな２つの関係性についてお伝えしていきます。

プラセンタとエストロゲンの関係性

プラセンタはホルモンバランスを調整する

プラセンタには、体の中で分泌されるホルモンバランスを調整する働きがあります。
そのホルモンの一つが“エストロゲン”というわけです。
エストロゲンが不足しているときには、プラセンタが卵巣に働きかけて分泌を促してくれます。
また過剰に分泌されないようコントロールしてくれる働きもあります。

もともとホルモンを整える薬として使われていた

プラセンタというと美肌効果のあるイメージが強いのですが…、もともとプラセンタというのは更年期障害などの治療薬として日本に伝わったものです。
更年期障害は体内のエストロゲン分泌量が急激に低下することで起こります。
プラセンタのエストロゲンの分泌を助ける作用が、その改善に利用されてきたのです。

現在でも更年期障害の治療にプラセンタ注射や内服薬が使われています。