魚のプラセンタのメリット・デメリット
化粧品やサプリメントに使われるプラセンタ。豚や馬由来のものがほとんどですが、中には“魚由来のプラセンタ”なんてものもありますね。
気になっている人も多いのでは?
「魚からとれるプラセンタってどんなもの?」
「メリットやデメリットは?」
など…
ここではそんな疑問にお答えしていきます。
魚のプラセンタのメリット・デメリット
メリット
・アミノ酸が豊富魚のプラセンタは、鮭の卵巣膜からつくられます。
卵巣膜とは、すじこ(卵)が包まれた薄い膜のことです。
卵を守る役割のある卵巣膜には栄養も豊富!
中でもアミノ酸の含有量には優れていて、全部で18種類、うち9種類は体でつくることのできない必須アミノ酸です。
これは魚プラセンタならではのメリット。
アミノ酸はコラーゲンなどの材料となり、肌に弾力を与えてくれます。
また注目したいのがアミノ酸の一種である“グリシン”の含有量が多いこと。
グリシンにはホルモンバランスを整える効果があります。
ホルモンバランスが整うと肌トラブルも減り、美肌効果もより高くなります。
・エラスチンが含まれている
エラスチンとは、たんぱく質からできている弾力繊維のこと。
ゴムのように伸縮性があり、コラーゲンをつなぎとめて支え、肌の弾力をサポートしてくれます。
これは動物性プラセンタには含まれていない成分です。
・安全性が高い
豚や馬の胎盤からつくられるプラセンタは、どうしても病原菌や寄生虫、不純物の心配が残ります。
鮭の場合は海の中でも一か所にとどまることがないため、汚染の影響も受けにくいとされています。
デメリット
・成長因子が含まれていない魚プラセンタの最大の欠点です。
成長因子とは、細胞を増やす、細胞の成長を促進する、免疫をアップさせるなどの優れた効果を持つ物質で、動物性のプラセンタでなければ摂取できません。
・匂いが気になる場合も…
口コミをチェックしてみると、
「口に入れた時や飲み込むときに、魚っぽい匂いがする…」
と感じた人もいるようです。
魚の脂を使っているわけではないので、そこまで強い匂いはしないと思われますが、商品や人によっては気になる場合もあるようです。
動物性に抵抗がある人にはおすすめ!
豚や馬由来のプラセンタを使うのに抵抗がある…、という人には安全性の高い魚プラセンタはおすすめですよ。ただし動物性プラセンタが持つ、成長因子による美肌効果や健康効果は期待できません。
より高い効果を得たい!という場合には動物性プラセンタを選びましょう。