プラセンタの美白効果
化粧品やサプリメントなどに多く配合されている“プラセンタ”。豊富な栄養素が含まれており、さまざまな美肌効果が期待できます。
その中の一つに挙げられるのが“美白効果”。
ここでは、プラセンタがなぜ美白に繋がるのか、詳しくご説明していきます。
プラセンタの美白効果
肌がくすんでしまったり、シミやそばかすができてしまったり… それらのトラブルは主に“メラニン色素”が原因で起こります。メラニンは、紫外線や、物理的な刺激(摩擦や圧迫など)を受けたときに肌を守るために増えるものです。
私たちの肌に本来必要なもので、決して悪者ではないのですが… 肌内部に大量に発生したり、それが蓄積されると、上記のようなトラブルに繋がってしまいます。
プラセンタには、それらのトラブルを予防・改善する効果が期待できるのです。
メラニンの排出を促す
メラニンは通常、肌の代謝によって外へ排出される仕組みになっています。古い角質と一緒に、アカとなって剥がれ落ちるのです。
ところが年齢を重ねるにつれて肌の代謝は低下し、メラニンが蓄積されやすくなってしまいます。
加齢によってシミができやすくなったり、紫外線による日焼けの戻りが遅くなるのはこのためです。
プラセンタには血行を促して肌の代謝を促進させる効果があり、メラニンの排出をスムーズにして、肌を明るくしてくれます。
チロシナーゼを抑制する
“チロシナーゼ”とは酵素の一種で、メラニンをつくり出す原因となる物質の一つでもあります。プラセンタにはこのチロシナーゼの働きを抑制する効果があり、肌内部にメラニンが増えるのを抑えてシミやくすみを予防してくれます。
プラセンタは肝斑にも効果あり？
“肝斑(かんぱん)”とはシミの一種です。主に30~40代の女性に多くできるトラブルで、ぼやっとしたシミが左右の頬に広範囲に広がるのが特徴です。
肝斑は紫外線の影響でメラニンが増えることに加えて、女性ホルモンのバランスが乱れることによっても起きると言われています。
妊娠や、ピル(避妊薬)の摂取をきっかけに現れる場合もあります。
プラセンタにはメラニンを減らす効果の他にも、ホルモンバランスを整える働きがあり、肝斑の予防や改善にも効果が期待できます。
プラセンタの美白効果 まとめ
プラセンタには、・できてしまったメラニンを排出する効果
・メラニンがつくられるのを防ぐ効果
の２つがあり、シミやくすみの予防・改善に効果的です。
またホルモンバランスの乱れによる肌トラブルにも効果を発揮します。
肌をワントーン明るくしたい、シミやそばかすなどのトラブルを改善したい！という人は、プラセンタを取り入れてみてはいかがでしょうか。
