医薬品としてのプラセンタ
“プラセンタ”と言えば、サプリメントや化粧品を思い浮かべることが多いかと思いますが、実は医薬品としても使われているんですよ。“医薬品としてのプラセンタ”がどんなものなのか、詳しくご紹介していきます。
医薬品としてのプラセンタとは?
プラセンタとはもともと“胎盤”という意味です。化粧品やサプリメントには主に、豚や馬などの胎盤からとれたエキス(プラセンタエキス)が使われています。
医薬品のプラセンタがそれらの商品と違う点は“ヒトの胎盤も使われる”ということ。
人からとれたプラセンタエキスは馴染みも早く、サプリメントなどに比べて効果に即効性・確実性があるのが特徴です。
「人の胎盤からとれたものを使って、体に問題ないの…?」
と心配に思う人もいるかもしれませんが、医薬品として処方される人由来のプラセンタは検査や品質管理が徹底されています。
加えて、厚生労働省の認可を受けたものしか使用することはできません。
つまりサプリメントなどよりも、ずっと安全性が高いということが言えるのです。
医薬品としてのプラセンタは市販で買える?
効果・安全性ともに高いヒト由来のプラセンタ、市販で手軽に買えたら…と思いますよね。ですが、医薬品としてのプラセンタは市販では手に入れることができません。
薬剤師のいる病院や薬局でのみ処方が許されています。
つまり、病院を受診して処方箋をもらう必要があるということですね。
医薬品のプラセンタが処方されるのはどんな時?
医薬品としてのプラセンタは主に次のような人の治療に使われます。・肝臓の機能に異常がある人
・乳汁分泌不全(母乳の出が悪くなる状態)の人
・更年期障害の人
また美容クリニックや美容皮膚科などで、アンチエイジングを目的とした治療に使う場合もあります。
錠剤の他にも、プラセンタエキスが含まれている薬剤を注射や点滴などで直接注入する治療法もあります。
安心して使える医薬品としてのプラセンタ
医薬品としてのプラセンタは、治療を目的に処方されるだけあって、安全性、効果、即効性はかなり高いです。サプリメントや化粧品にも安心して効果を実感できるものはありますが、「気になる症状がある」「美肌効果を早く確実に得たい!」という人は、一度クリニックに相談してみてはいかがでしょうか。