更年期にプラセンタ

めまい、倦怠感、ほてり、発汗、冷えなど…
さまざまな症状が起こる“更年期障害”。

理解されにくく、改善もしづらい…
それが長期間続くのですから辛いですよね。

そこでここでは、そんな更年期障害を和らげる“プラセンタ”の効果をご紹介します。

なぜ更年期にプラセンタがいいのか?
詳しくチェックしていきましょう。

更年期にはプラセンタ!

プラセンタが更年期に良いとされるのは、次の2つの作用があるためです。

・自律神経を調整する
・ホルモンバランスを整える

これらの作用が更年期障害の緩和に繋がります。

更年期障害はなぜ起こる?

そもそも更年期障害はなぜ起こってしまうのかご存知ですか?
更年期障害は、女性ホルモンである“エストロゲン”の分泌が急激に減ってしまうことで起こります。
女性ホルモンの分泌を指示・コントロールしているのは、脳の視床下部というところです。
その女性ホルモンが乱れると、同じ視床下部でコントロールされている“自律神経”も乱れます。

自律神経は、私たちの体の機能を調整している神経です。
“交感神経”と“副交感神経”の2つがあります。

女性ホルモンのバランスが乱れ、これらの神経のバランスにも乱れが生じると、体の機能をうまく調整することができなくなり、めまい、ほてり、発汗、冷え、不眠、うつなどの症状が現れるようになります。

これが更年期障害の症状が起こるメカニズムです。

プラセンタは、更年期障害を引き起こす“女性ホルモンの乱れ”と、症状を引きおこす“自律神経の乱れ”、このどちらも改善する作用を持っています。

治療薬としても使われるプラセンタ

プラセンタの更年期障害への効果は、医療の現場でも認められています。
実際に、更年期障害の治療薬“メルスモン”としてプラセンタは利用されています。
メルスモンはヒトの胎盤から抽出されたプラセンタエキスが原料となっている医薬品で、主に皮下注射液として使われます。
メルスモンの安全性は? 人の胎盤からとれたエキス、と聞くと危険性を感じる人もいるかもしれませんが、医薬品として使われるだけあって安全性も高いです。
厚生労働省にも認可されています。
日本で使われたのは1956年からですが、それから重大な副作用は報告されていません。

ただしアミノ酸が含まれているため、アレルギーがある人は投与できません。

更年期障害にプラセンタ まとめ

プラセンタにはホルモンバランスや自律神経を整える作用があります。
市販のサプリなどは医薬品に比べると効果は劣りますが、それでも十分症状の改善が期待できます。
更年期障害にお悩みの人は、プラセンタを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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