プラセンタの成分 ムコ多糖体

人や動物の胎盤から抽出される“プラセンタ”には、たくさんの栄養素が詰まっています。
その中の一つに挙げられるのが“ムコ多糖体”です。
ピンとこない人の方が多いかもしれませんが、実はこのムコ多糖体には優れた健康効果や美肌効果が備わっているんですよ。
一体どんな成分なのか、詳しくお伝えしていきます。

プラセンタに含まれているムコ多糖体とは?

“ムコ多糖体”とは、皮膚や関節などに存在するジェル状の物質です。
細胞と細胞をつなぐ役割や、細胞同士の衝撃を防ぐクッションのような役割を果たしています。
ムコ多糖体にもいろいろな種類がありますが、代表的なものには次のような物質が挙げられます。

ヒアルロン酸

化粧品などによく配合されているヒアルロン酸はムコ多糖体の一種です。

肌は何層にも分かれて構成されています。
大きく分けると、一番上に位置する表皮、その下の真皮、さらにその下には皮下組織があります。
ヒアルロン酸は真ん中の“真皮”に存在しており、水分を補給する能力に長けています。
ヒアルロン酸1gで、なんと6Lもの水分を抱え込むことができるんですよ。
肌のうるおいや、関節の動きを滑らかにするために欠かせない物質です。

コンドロイチン硫酸

ヒアルロン酸と同じく、真皮に存在する物質です。
他にも血管や脳などに存在しています。

コンドロイチンも保湿に優れた物質で、水分を引き寄せてキープする性質を持っています。
肌のうるおいを保つと同時に、コラーゲン細胞を支えて弾力アップをサポートしてくれます。

プロテオグリカン

皮膚や軟骨に広く分布しています。
上記2つの物質同様、肌のうるおいアップに効果的です。

またメラニンを抑制して、しみやそばかすを防ぐ効果があることも分かっています。
ヒアルロン酸やコラーゲンがつくられるのを促す性質も持っており、美容効果は抜群です。

プラセンタの成分 ムコ多糖体 まとめ

ムコ多糖体は体内にもともと存在している物質ですが、年齢とともに量が減っていくものでもあります。

「肌のシミやたるみが気になる…」
「関節痛を感じるようになった…」
という人は、ムコ多糖体が含まれたプラセンタに注目してみましょう!

プラセンタにはムコ多糖体の他にも、アミノ酸、ビタミン・ミネラル、成長因子など…
たくさんの栄養素が含まれています。

いつまでも若々しくいるために、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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