プラセンタはリウマチに効果あり?

女性に多いと言われる“リウマチ”。
いろいろな種類がありますが、特に多いのは関節に起こるリウマチです。

そんなリウマチにプラセンタ療法を取り入れようと考える人も多いのだとか。

なぜリウマチにプラセンタなのか?
プラセンタにリウマチを改善する効果はあるのか?

詳しく調査してみました!

リウマチにプラセンタが良いとされる理由

リウマチに効くとされるプラセンタの効果には、次のようなものが挙げられます。

炎症を抑える

リウマチは関節などに痛みや腫れが生じるのが特徴です。
つまり、体に炎症が起きている状態ですね。

その炎症を抑えるのが、プラセンタに含まれる“IGF(インシュリン様成長因子)”です。

ダメージを受けた筋肉、骨、神経などの細胞を再生する力があり、リウマチによる痛みを和らげる効果が期待できます。

またIGFには軟骨細胞などを増やす働きもあり、関節痛の予防や緩和に繋がります。

免疫機能を正常にする

リウマチの痛みは、体に備わった免疫機能に異常が発生することで起こります。
本来ウイルスや細菌を排除する免疫機能が、関節の周りの組織や軟骨なども敵とみなして攻撃してしまうのです。

プラセンタエキスには、ビタミンD、コンドロイチン硫酸、グルコサミンなどの免疫抑制物質が含まれています。
これらが免疫の異常な働きを正常化し、リウマチによる痛みを起きにくくしてくれます。

プラセンタは本当にリウマチに効果あり?

上記でご説明したように、プラセンタには確かにリウマチに効果的な成分を含まれています。

ただ、市販で手に入るプラセンタは薬ではありません。
サプリメントの一種です。

そのため必ず治るというわけではありません。

また、リウマチの進行がプラセンタで遅らせることができた、などの医学的論文は今のところほとんどありません。

「プラセンタになぜリウマチへの効果があるのか、はっきりと解明されていない。
たくさんの患者さんの長期的な使用例がまだまとめられていない。

という医師の意見もあります。

優れた効果を持つプラセンタですが、「リウマチに効果がある!」と、はっきり言えないのが現状です。

リウマチが心配な人はプラセンタに注目してみよう!

プラセンタのリウマチへの効果は、はっきりと解明されているわけではありません。

とは言え、改善が見込める成分が含まれているのは事実です。
リウマチの治療にプラセンタを取り入れる人が多いのも、一時的にでも何らかの効果があるからと言えます。

熱っぽさや関節のこわばりなどリウマチの初期症状がある人や、リウマチを予防したという人は、プラセンタに注目してみてはいかがでしょうか。
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